サッカーW杯フランス代表の衣装スポンサーが気をもんでいる

サッカーフランス代表が南アフリカでドタバタ劇を演じた。しょんぼりした「高盧疫病鶏」に、スポンサーたちは利益がないばかりか、名声が損なわれるリスクを負っている。

フランスチームのアパレルスポンサーであるアディダスも「ひるまなかった」とし、同社のエベル・ヘナー社長は、サッカーの観点から言えば、フランスチームの表現は確かに「正面」ではないが、アディダスはクルクフが主役を務めるキャンペーンを続けると含蓄している。また、同社とフランスサッカー協会との契約が年末に満了するため、生産量を制限し、在庫を適切に調整し始めている。

アディダスの後任であるナイキ社は今、気が重いに違いない。この米国の有名企業はフランスサッカー協会と巨額のスポンサー契約を結び、毎年4200万ユーロの資金を後者に提供し、契約期間は8年に及ぶ。